三流外資系サラリーマン大家です。
昨日は我々販売会社は大々的に販促イベントを実施しておりました。
販売会社の社長も東京から来て自らお客様対応してくれたり少しでも売上を伸ばそうという雰囲気でありました。
2年前の組織変更以来無かった雰囲気であり会社としての体をなしたような気がします。
なんにせよ『イベントを成功に導くぞ』というような勢いがありました。
(組織変更については後日記事にします)
そのようなイベントに物見遊山も兼ね親会社のジャパンリージョンマネージャー様一行、総勢7名様がご到着しました。 (外国人1名 日本人6名)
お客様がいらっしゃるイベント受付のド真ん前にレクサスのタクシー2台で斜めに横付けです。
その登場シーンだけで皆さんドン引きで、顰蹙ものです。
さらにタクシーを降りて来た日本人の目が全員死んでいます。(権力欲に燃えた女1人は目が爛々としていましたが)
その一行の日本人は私のかつての同僚ですので、レクサスのタクシー横付けの件と目が死んでいる理由を後で聞いてみました。
高級タクシー横付けについては
『正直すいませんでした。配慮が足りませんでした』
との回答です。親会社から見れば販売会社のお客様等とるに足りない存在なのでしょう。というか相手がどう感じるかの配慮が全くありません。
さすがグローバルNo.1企業です。自らが正義
目が死んでいる理由については
『販売会社の役に立つ仕事をするというより、本国からの命令(やっても誰の役にも立たないようなこと)だけをやっているので全く楽しくなく、更に人も減らされているので役に立たない、メーカーの上層部の自己満足のような仕事量だけが増えているから』
との回答でした。
確かに彼らの言うとおりであり、外資系親会社にいては組織の一部の仕事しかできず、経営能力も身につきません。死んだ魚のような目になるのは当然です。
それを考えると地区全県の担当販売品の価格決定権を始め、事業運営権を持たされている私は恵まれているのかもしれません。
(親会社より給料良いし、更に大家だし、外資系企業の勉強にもなるし一石二鳥にも三鳥にもなります)
私には親会社でプライド高く、販売会社のお客様がいるなかをレクサスタクシー横付けで降りてくる能力は皆無です。
そのような事を恥だと思わない人間が外資系親会社で生き残って行くのだとも思います。
人生色々働き方も色々です(笑)