三流外資系サラリーマン大家のブログ

不動産、金融商品、三流サラリーマンの悲哀

サラリーマン過重労働を引き寄せる性質

三流外資系サラリーマン大家です。

最近仕事を振られ続けて体調悪化しているのですが、よくよく考えますと私は新卒入社以来、常に過重労働傾向でした。

そもそも新卒で入ったヤ○○ー社では入社前に学生懸賞論文を書き、入選し賞金まで頂いております。世界の農業を大きく変えてやりたいとの気概で入社しましたので、過重労働等お茶の子サイサイでした。(旧制高校生が保有していたノブレスオブリージュの思想ですね)

また、実家が大規模に農業や植木生産等しておりますから業界知識も詳しく、さらに実務をスパスパ無駄なく処理し、抽象的なイメージを具体化し分かりやすく営業第一線に伝えるという能力が多少秀でている為、どうしても会社上層部からの仕事の依頼が増えます。

しかし体力の消耗とノブレスオブリージュが均衡を保ってれば良いのですが、生まれ育ちが商売人、事業家の為大きく自分にとって不利益となりますと、

『ノブレスオブリージュくそ食らえ、誰が自己犠牲等するか銭じゃゼニじゃ世の中ゼニじゃさらには御身が大切じゃ』

と拝金主義、利己主義の権化となります。


結局今の仕事でも、実務をスパスパ無駄なく処理し、抽象的なイメージを具体化し分かりやすく営業第一線に伝え、漠然としたイメージしかなかった損益計画を具体的に数値化し経営判断に使えるようにしたり、英語が喋れない中国取引先の幹部と中国語で応対したりと、客観的に見て手抜きしなけりゃ私は有能な人材です。納期についても遅れる事がないので安心して任せられます。

しかし、この器用さの為に会社での仕事量が増え体調悪化につながっているのは事実です。結局のところは本人の資質に問題があり仕事が常に増加して来るような対応をしているのです。

その上神経質でストレス耐性に難があり身体が弱く、身体的苦痛を与えられると徹底的な拒否反応を示すから最悪です。


サラリーマンは属人的な労働集約的な業務だからこうなるのでしょう、よって偉いさんからの寵愛も集中するのです。
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まだ新卒入社した会社であればノブレスオブリージュもありましょうが、中途採用でさらに転籍した子会社に高貴な自己犠牲もくそもありません。


しかしまあ神経質で仕事を受けすぎるきらいがある私ですが、そもそも仕事が来るのは良いことです。今の延長線上で神経質で細やかで柔軟な対応をしていけば独立しても怖くありません。


独立するための経営の勉強として、均衡が大きく崩れる迄今の会社の仕事をするのは手です。
また属人的な労働集約的な仕事は体調悪化の原因なので資産ビジネスである不動産収入は本当にありがたいものです。

今後は労働集約的な仕事と資産ビジネスの比率を変えて行かねばなりませんし、何が資産ビジネスなのかも改めて勉強せねばなりません。また将来の検討課題案件が増えました。

記事を書く毎に毎回考えさせられます。ブログは素晴らしい(笑)