三流外資系サラリーマン大家です。
最近様々な揉め事に巻き込まれ、最終的に我が部門が責任をとらねばなりません。
今はグダグダ時間稼ぎをしておりますが最終的にはどこかで私が責任をとらねばなりません。
さて会社で生き残っている人の能力を考えると、責任が自分に及ぶ前に誰かに責任転嫁をしています。
お客様が怒り出した場合等は、部長は課長へ、課長は担当者へとミスを押し付け責任を転嫁していきます。
本来責任をとるはずの部門長が逃げまくります。部下も今後の人事評価があるので
『あのクソッタレ部長、部門長の癖に逃げやがって このやろー』
とは面と向かって言えない雰囲気です。
当然責任転嫁で逃げまくる部門長は人事評価という武器があるのでそれで担当者に責任をなすり付けます。
自分が生き延びる為に、若いものに責任をとらせ鉄砲玉としてつかう反社会的勢力のような構図があります。
正に全員悪人のアウトレイジビヨンドです。
会社の上層部が人事権を振りかざし責任を部下になすり付けるものですから、一般社員も当然それにならい自分の身を護るために誰かに責任を押し付けます。
そうなると最終的に結論を出す部門や、真剣に問題を解決しようとする担当者ばかりが精神的に辛い思いをしたり、社内や社外ルール、法律により罰せられてしまいます。
事業家を目指している人間は自分で解決したいため責任転嫁が性格的に出来ないので企業組織内においては損をさせられます。
残念ながら、組織内で出世し生き残る最も重要な能力は責任転嫁力と道徳心を欠落させる事だと思われます(涙)