三流外資系サラリーマン大家のブログ

不動産、金融商品、三流サラリーマンの悲哀

サラリーマン 出世と定年退職

三流外資系サラリーマン大家です。

本日はわが社における出世と定年退職についてです。

従来わが社は財閥系でもあった為に出世し課長や部長になると仕事をせずとも高給が貰え、定年退職を迎えられるという安定したルートがありました。
役職者たちで派閥争いで揉めたとしても、相互互助の力、憐憫(れんびん)の情等で会社退職にまでは追い込まれませんでした。

それがこの3年ほどでわが社では、課長や部長、果ては役員になるだけ損という状況になって参りました。

今までは財閥系の力で先輩、後輩、親会社、子会社のヒエラルキーがはっきりしており仕事をあまりせずとも予定調和の流れの中で、サラリーマン生活を送ることが出来ておりました。
仕事がそこまで出来なくても高い教養や学歴があれば出世出来ておりました。

それが外資100%となった後は予定調和が崩れさりました。全くグループと関係のない外部の社長が登用され、今まで予定調和で部長、役員になっていた人達を次から次に粛清です。

50歳以上の人達はパワハラ紛いの圧力により一部の人を除き多くが自己都合退職に追い込まれました。
定年まで残り10年で満額退職金を貰えずに自己都合退職です。再就職も難しい事でしょう。

特にメーカー出身の人間はクソミソ扱いされ、以前の私の上司も自己都合退職に追い込まれました。


このような状況ですから、管理職になるだけ損、出世せず組合員でいた方が生涯賃金で得という状況になっております。

年功序列、予定調和は行きすぎると良くありませんが、雇用の安定、人生の安定を考えますと必要なのかもしれません。

能力があり、出世したものが報われない組織に居続ける必要はまるでありません。このような状況を見てしまうと組織を利用出来るだけ利用し、貰えるだけカネを貰いあとはとっととオサラバするのが賢い選択と思ってしまいます。