三流外資系サラリーマン大家です。
辞退しましたが教育系企業に内定していたこともあり東大の赤本(英語、国語等の文系科目)を最近解いています。
昔予備校の担任をしていたので、いつでもバイトが出来るように、いつでも就職できるようにとの経済的保身と英語力の向上の為に1日少しでも読み込むようにしています。
そのなかで東大現代文の2016年度入試問題にわが社や私個人にあてはまりそうな問題文と解答がありましたので紹介します。
問題文
反知性主義者といったものはどういうものであるか文章を読み解答に答える事
問題の解答
1:
反知性主義者は自分の下した判断は真理であると思い、他者の判断に耳を貸さない
2:
自身で考えた判断が不要だと言われる事は、自分がその集団の叡知に寄与しない、不必要な人間であると宣告されているに近いと言うこと
3:
集団の知性は他者の理非の判断をうけて自己刷新しないと集団、組織として発動しないので、個人で自らの判断だけを正しいと思い、他者の判断を受け入れず、集団のパフォーマンスを下げてしまう人は反知性的と鑑定して間違いがないという事
ふーむ 反知性主義者の定義はどこかの会社のどこかの上長に良く似ており、私が転職を決意した理由にも良く似ております。(笑)
ひとりよがりで独善的にならず、業務に詳しい様々な人の意見を聞き、組織参加者に居場所を与え集団として意思決定し行動しましょうということでしょうか?
東京大学の現代文はただの勉強だけでなく、知的好奇心を高めてくれますし、人生の悩みの処方箋かもしれません。
自ずとこのような文章に触れる事によって、自らの思考も形作られていくのでしょう。
流石東京大学です、学生時代にこのように見抜けていれば良かったのに(笑)