三流外資系サラリーマン大家です。
2年前に会社を退職した元上司に
退職を報告しました。
彼は別の機械メーカーで
海外営業部長をしております。
『そうか。それでその後どうすんだ
和歌山で農業か?』
との質問が来ました。
メンドクサイので不動産や
資産運用での収益には触れず
『はい相続で約10,000㎡のミカン畑
が出てきましたのでミカンを作ります』
と返答したところ
『今年もミカンを買ったところやはり
和歌山ミカンは格別
10,000㎡でどのくらいの売上になる?』
と和歌山ミカンへの高評価とサラリーマンの
性であるのか定量的な結果を求める
質問が来ました。
『樹間を広く取り、600本が植わり
1本で300個取れれば18万個です。
1個40円で売れれば720万円の
売上となりますが、完売できるかどうかは
定かではありません』
たまたま就農計画を作っていたので
すぐに回答出来ましたが、定量的な計画を
常に頭の中で考えながら事業運営が必要
なのはサラリーマンと変わりません。
1本あたり30kg取れれば18トンの
収穫になります。
18トンを傾斜のきつい畑から収穫するのは
大変な労力です。
数字でとらえる事により労働の大変さが
具体的に分かって参りました。
第三者からの意見や質問を素直に
取り入れることも重要であります。