三流外資系サラリーマン大家です。
この前福島出張の時に買い食いした『凍み天』
ヨモギ餅入りあんドーナツ?みたいなもの
この凍み天を製造している木乃幡という企業が自己破産申請となったようです。
この前買い食いしたばっかりなので、びっくりして原因が何か調べてみました。
木乃幡は1965年創業であり本社工場がかつては福島県南相馬市にありました、南相馬市は元原発の警戒区域となったことにより、風評被害が発生し売上が低迷しました。
本社工場を宮城県に移転させても売上低迷に歯止めがかからなかったようです。
また本社工場移転に関わった費用約8億円を東京電力に請求していたのですが、予想を大幅に下回る1600万円の和解案を提示されたようです。
東北は大震災、原発事故からは7年以上も経ちますが、いまだに食品における風評被害は根深いものがあります。
特に福島県はフルーツ王国でもありますので、世間一般の風評被害は切実なものがあると思います。
同じ東北の住民でさえ放射線について根強い悪い風評を持っているのですから、他の地方ではより強い思い込みがあると思われます。
同じ食品を扱うものとして、一刻も早くこの様な風評被害による倒産が無くなることを切実に祈ります。