三流外資系サラリーマン大家です。
昨日、日本の伝統美を紹介頂いた面で非常にG20大阪は素晴らしかったと記事を書いた一方で、首相の夕食会の挨拶で
『大阪城復元に際しエレベーターを設置した事はミスだ』
とのジョークの意味合いも含めたスピーチが槍玉に上がっております。
G20参加者も高齢であり、身体や足に不自由のおありの方も多数いらっしゃった為、かなり配慮にかけた内容とは思いますが、首相スピーチの伝えたかった事は『歴史的芸術品は手をかけないのが美しい』といった文面と思われます。
ファーストレディの京都での昼食会、大阪迎賓館での伝統文化を中心としたレセプションを通したスピーチの含意としては
『そのような美しい歴史建造物、文化がそのまま手付かずで関西地方には残されているのです。
古来よりの日本文化の集積の地、関西にお越し下さい。』
と関西出身の私はどうも贔屓目にとらえてしまいます。(笑)
なんにせよ、ハンデキャップのある皆様や、高齢化に向かう社会において『エレベーター』は良くない例えでありますが、本質的に伝えたかった事はそこではなく『伝統文化の美』と思われます。
今回のG20大阪に世界的な自由貿易の拡大と保護に対して、大きな橋渡しとなった成果や、関西文化を世界にアピール出来た事をほぼ報じず。
文意を意図的に変え、印象操作を行うマスメディア
は日本という国を誇りたいのか?貶したいのか?
私にはよくわかりません。
一方で昼食会やレセプションでの各国要人の日本伝統美を堪能頂いている姿や、大阪城、京都の風景がリアルな姿で世界に写し出され伝播されればそれで良いと思われます。
美しさや価値は受けとる本人が判断すればよいのではないでしょうか?
とゼニゲバで文化を理解しない私自身、しょうもない個人的意見を書いてしまいました。(笑)