三流外資系サラリーマン大家のブログ

不動産、金融商品、三流サラリーマンの悲哀

三流企業 ポンコツ制度に縛られる

三流外資系サラリーマン大家です。

さて私の勤めている会社はとんでもなく三流でありますので不可思議な事が常に発生しております。

本日は一貫性がない、試みてはすぐに投げ出してしまい中途半端なポンコツ制度ばかり残るという組織特性をご紹介します。

わが社では基幹販売系のシステムとは別に今はやりのセールスフォースを2年前に取り入れました。
ぶっちゃけた話セールスフォースはただのコミュニケーションツールであり、請求書も発行出来ず何の意味もありません。

ただただ数年前にいた外国人の女性役員が適当に見つけてきて適当に導入したものです、そのポンコツ女性役員にとっては導入するのが仕事でありそれが現場でどのように使われようと知ったこっちゃありません、使わされる現場は手間が増え空虚で無駄な仕事が増えるだけです。

これこれこうしたいからと導入に際し、論理的な説明もありませんでしたし、数年経った今となっては導入の旗振りをした女性役員は解任され退職しており、導入に賛成した社長をはじめとした役員陣もほぼ退職に追い込まれています。

しかしながら導入されたセールスフォースは何の意味もなさず、そのままつかい続けられています。導入した経営陣が一掃されたのですから役に立たないシステムは廃棄されるべきなのですがなぜだか知らないが現経営陣も誰も文句を言わずに使わされています。
経営者が一新されたにも関わらずです。

このような事はITシステムのみならず、経理の内部統制や社内監査にもあてはまります。

経理出身者が社長となったのを良いことに、財務責任者CFOや監査部長、経理系の部長を外部企業から多数登用し煩わしい社内監査の仕組みを作りました。これらも必要性があったわけでなく登用した人間の仕事を作る為だけに行われた仕事です。

これら新規に採用された人間も本来の事業を強化する役にはたたず、更に販売系の実務も知らず何も出来ませんので社長交代と共に解任です。
(英語を話せて米国CPAを持っている方たちですが、販売事業運営においてはくその役にもたちません)

役立たずという事で人間は解任されて行きますが、役立たず共が構築し残していった不毛な一銭の特にもならない内部監査の仕組みは残ったままです。

実践経験に基づかずに、論理的に議論されずに導入された制度や仕組みで自分達が不自由になっていくのですが、それが仕組みにあっていないと反論する事や制度を無くす事は面倒くさいので誰もそれを正そうとせず、盲目的に逆に存在する制度に縛られにいきます。

三流の会社、組織とはそういうものであり、
制度疲労していき限界が来て潰れるのでしょう。

尚、私も三流なのでそのような仕組みを正そうという気は更々なくボーナスまでの数ヶ月間生き延びればそれで良いという、くそ根性で生きております。(笑)