三流外資系サラリーマン大家です。
思うところがあったので組織営業力、営業企画力についてです。
この力についてはセンス以外の何者でもないので
如何に努力しようが、労働時間を延ばそうがセンスのある営業企画には努力だけではどうしても及びません。
お客様と営業社員共に分かりやすく、受け入れやすく、社内であっても営業マンが自分にメリットがある施策、企画、値付けでないと営業の第一線は動きません。
私は新卒で入ったヤ○マー社で入社2年目20代から販売会社社長にマンツーマンで徹底的に鍛え上げられました。
『お前が一月に10台トラクター売るよりも、100人の営業マンに1台売って貰えば100台じゃ
お前が売るだけでは限界があるんじゃ、
お前の仕事は機械を売るんじゃなく、人に売って貰うのが仕事じゃ、どうすれば100人の営業マンに売って貰えるようになるか よう勉強せー』
と営業企画部時代来る日も来る日もずーっと言い続けられました。帰社は11時、休みは月に2日あるかないかで徹底的に仕事しました。
営業企画部員は入社10年程度経ち営業実績を残した社員しか入れませんでしたので、入社2年目で初期配属経理の私が異動になった事は社内人事的にあり得ない事と受け止められておりました。
しかしながら籍は経理でしたが、配属2日目のお店への販売応援で見ず知らずのおじいさんに30万円するネギ専用土あげ管理機械を販売しております。
おじいさんの購入理由は『誰もワシに機械の説明をしてくれんでいるところに、名古屋に来て2日目という若い子が一生懸命機械の説明してくれて、分からないところはカタログを走って取りに行って説明してくれたんじゃ こりゃ機械買わないかん思うてのう』とのことです。
当時の名古屋支店長の耳にも入るほどのちょっとした出来事であり
『配属2日目で見ず知らずのじいさんに機械を販売する位の能力あんのになんであいつ経理やねん』
とは周囲からも言われておりました。
少々回想が入りとっちらかりましたが、私が何を言いたいかというと
営業はセンスによる結果が全てだから
『夜も寝ないで仕事し、体重25キロ減りましたしかし販売計画は未達です』
だの
『君も頑張っているけど、あの課長を見習って実績上げるように切磋琢磨しなさい』
だのと『やりましたアピール』や『人と比較するという事』はナンセンスだと思います。
時間をかけたからといって結果は出ず、人の真似をしたからといって営業で結果は出ません。
自ら成長する上で培ったものを、感受性と経験でブラッシュアップするものですから。(当然経験値を高める為の時間、努力は必要です)
営業は非常に恐ろしいものであるなと改めて痛感しております。
努力しても報われない事も多いんですから…
人と比較されてもねー
人への恨みが積もって行くだけですよ(泣)