三流外資系サラリーマン大家のブログ

不動産、金融商品、三流サラリーマンの悲哀

課長のお仕事 非生産的 市場価値無し

三流外資系サラリーマン大家です。

改めて課長のお仕事を考えると非生産的なお仕事ばかりです。

例えば売上や粗利の報告です。

バカ社長に変わってから売上、粗利の見込み報告と実績を限りなくあわせろというお達しが出て、会社のなかでは売上見込みの作成にてんやわんやしております。

更にその売上見込みが論理的に正しいか確かめる為にエクセルに入力し積み上げ計算であります。

今まで30分程度で終わっていた売上見込みの作成が2日を要するようになりました。

電話で確認をしてエクセルに数字を入力するお仕事に月数十万円が支払われています。


これ以外に課長に任せられたお仕事は、理不尽に難癖つけられてもへらへらとおっしゃるとおり、おっしゃるとおりと頭を下げる仕事と、全くもって自分が悪くないのに書類が無くなっている等の責任をとらされる等です。

このようなポンコツな課長の仕事ですが一般社員からすれば2から3倍の高給が払われています。

一方で専門的技能を有しない頭を下げ社内調整するだけの男芸者的業務でありますので、市場価値が無く、そのくせ高給であるため転職等は不可能です。

エクセルに見込みを打ち込むだけ、社内政治で頭を下げるしか能がない奴をどこの会社が欲しがるのでしょうか?

事業会社において仕事が出来たればこそ、出世し課長になるのでありましょうが、課長になれば専門性がない非生産的業務をやらされ、一般的に市場価値がなく、その会社にしがみつくしかない人間になってしまいます。

出世しても、つまらない仕事をさせられるのですから大企業に入社し、ある程度出世する意味などあるのでしょうか?

考えは人それぞれですが課長のお仕事というものはなかなかにマゾヒスティックな職業であります。

昇進すれば世渡り能力だけしか求められません。責任は転嫁され袋叩きにあうので地獄です。(笑)
このような状況下で組織のトップに登りつめる人はある意味凄いと思います。