三流外資系サラリーマン大家です。
仕事とコロナで鬱ぎこんでいますので川内萩ホールの桜を見に行きました。
いつ見ても存在感のある建物です。
1957年の建築です。63年前なのでレトロフューチャー感を勝手に感じてしまいます。
希望ある未来は簡単に手にはいると思っていたのが幻想であり実は何も手に入っていないという私の心境とマッチしているのかも?
まあそんなしょーもない事は放っておいて、植物である桜は今年も美しい花を咲かせます。
大きな桜と共に斎藤茂吉の歌碑がありました。
青葉山の山桜も美しく咲いています。
川内南キャンパスの桜並木は古い桜が枯れ、若い桜が植樹されています。
昔はもっと大木の桜がありピンク色の花びらが目の前を鮮やかに舞っていたイメージがあります。
このように
今の私の目の前には、花の少ない植樹されて間もない桜の若木と延命治療のため大きな枝を切除された中年の桜が立ち並んでいます。
過去と対比して時の経過と自身の衰えも感じずにはいられません。
初めて川内の桜並木を見て以来、私は何を残して来たのか?
桜であるならば、私は消え行くしかない延命治療の中年の桜であるのか?
大きな古い老木が美しく花を咲かせ、若年の桜は前途揚々であり、そのなかで何故中間年代の桜が悉く枯れているのか色々考えさせられた川内萩ホール桜見物でした。