仕事はせずとも毎日ブログ更新!!
三流外資系サラリーマン大家です。
今回はお題目の通り、耕作放棄地対策として、わかやまの高野(たかの)というミカン山開拓について書きます。
この高野(たかの)という集落は、和歌山県の北部に位置し、紀州富士の別名で知られる龍門山系の一角にあり、周辺の平野部に比べ3~400メートルの高地にあります。北側の紀ノ川平野を見下ろした風景はこのような感じであり、非常に風光明媚なところです。
高野山を開いた弘法大師空海が、最初この高野(たかの)の地で密教の道場を開こうとしましたが、下界の平野部の牛の鳴き声が聞こえた為、更に俗世の喧騒から離れた八葉の峰、世界遺産高野山に道場を開いたと地元では言い伝えられています。
あくまでも地元民の言い伝えであり、歴史的根拠は薄いと思われますが、まさに紀北の都市部から程近い山地というロケーションです。
地名には大門や、奥の堂等のお寺にまつわる地名が多く あながち言い伝えが間違いでないのかもしれません。
南側の果樹園を望む
その高野の地に我が家の40年以上前に耕作放棄した畑があります。約5反歩=1500坪の畑です。こちらのヤシのような木(シュウロの木)が生えている辺り一帯が所有地です。今はワラビ畑として活用してます。
耕作放棄しておりますので、辺り一帯にはしのべ竹が密集しています。試しに無理やり草刈り機で切り倒しました。
何かでて来ました。小屋です。
40年以上前に耕作放棄したのですが、竹の生育がすごくて小屋が埋もれていました。
日光が当たっていないのでコンテナも劣化していません。
なんにせよ恐るべし竹の繁殖力です。人力草刈りはあきらめ、別途土建屋に見積りとって開拓です。
いつになればみかん収穫出来るやら、道はまだ遠しです。
という事で耕作放棄した山の回復は
非常に手間がかかるので、
ミカン苗をコメリで買って
そのまま街に近い平野部の畑に植えました。
苗を買ってから30分で植え付け完了です。
手間かけて山開拓して植える必要ないやんけ(怒)
という意見もあるでしょうが、人生の修行として又、歴史ロマンを求める意味でもミカン山を開拓して行きます。
今後とも、わかやま高野(たかの)みかんを宜しくお願いします。
三流サラリーマン人生はドウナルコトヤラ…
まとめ
短期的には耕作放棄した畑を復旧するくらいなら、既存の畑に植えた方が良い
長期的経営展望や山が好き、もっと面積を拡大させたい、山地で気温差があり味覚品質に差が発生する場合等に耕作放棄地を開拓する