三流外資系サラリーマン大家です。
塩釜に行ったついでに塩釜神社にも寄ってみました。
こちらの神社は広くて境内が美しく樹木がたくさんあります、また塩釜の高台にあるため海の向こうには塩釜の島々も見え眺望が最高です。
続きまして美しく厳かな社殿についてです。
現社殿は元禄期のもので元禄8年(1695)から9年の歳月をかけ宝永元年(1704)に竣功しました。平成16年で丁度300年を経た建物です。
大規模な造営に着手したのは藩主伊達綱村であります。
伊達綱村(幼名亀千代)は寛文事件(伊達騒動)で毒殺されかけますが、結果生き残り、わずか2歳で伊達家を継ぐ事になります。
長じて17歳で仙台の地に戻った綱村は、自分の命と伊達家が続いたのは神仏の加護によるものと一層信心を厚くし、その証として塩釜神社の大規模な造営に着手したとされています。
厳かで静寂な境内
高台からみる島々
心が凛とします
塩がまの 浦ふくかぜに 霧晴て
八十島かけて すめる月影
(千載集・藤原清輔朝臣)