三流外資系サラリーマン大家です。
我々の業界は海外特に中国の景気に大きく左右されるところがあります。
今までのメーカー出身経理バカ社長(なのに経理の事も分からない)であれば『中国のコロナ後の景気を調べろ』等と口が裂けても言って来なかったのですが、現在の社長は商社出身でもあり海外情勢に敏感です。
私の上司であるパワハラ部長から
『中国の今後の景気を調べてレポートしろ』
との命令が入りました。
基本パワハラ部長は販売会社入社であり、体育会系出身の5流大学出身者の為、調べる術がありません。
クサレ三流外資系販売会社ですから全社で中国語が理解出来るのは私だけです。
私は大学の頃、家の植木事業で中国人を雇っていた為下手くそな会話も出来ますし、大学4年間外国書購読が中国語だったので専門用語もある程度読めます。
その為本社の仕事なのに、地域の課長の私にやれとの指示が来ました。
中国語は理解出来ますが、ガチで勉強していたのは20年前ですし、会話の使用頻度は年に1~2日です。
『大丈夫かな?出来るかな?』
との思いでネットで情報収集を始めましたが、思いの外、素早く情報が集まりましたし、分からない専門用語もGoogle様の翻訳で大体の意味は取れました。
無茶ぶりであった中国の情報収集ですが、思いの外早く、しかも興味深く楽しく仕事が出来ました。
少しばかり外資系企業感を味わう事が出来ました。
残り少ないサラリーマン人生の良い思い出となりそうです(笑)
今回中国語で検索し興味深い事が2件ありました。
1.中国のデータは日本より整備されているように感じた。日本のデータは検索しても取りづらいが、中国は明確に出ている。新聞記事も業界について詳細にデータを元に書かれている。日本の記事は深みがなく曖昧であり上っ面で終わっていると感じた。
ネット新聞記事の情報量、内容においても今となっては日本より中国の方が上であるように思える。
2.中国語で検索しレポートをまとめるのは面白い。私は中国語に適正があるので、早く退職し漢文の先生としてチマチマ収入を得てみるのも一興である。