三流外資系サラリーマン大家です
私の仙台自宅マンションは築47年であり、相当のビンテージマンションです。仙台のマンションの走り位であり、半世紀前のブランドマンションだったそうです。
管理組合の会議室は区分所有者が所有していた茶室の寄贈を受けたものです。
(茶室を管理組合に寄贈って(笑))
マンション管理組合理事の皆さんも多くが、80歳以上でありますが、弁護士、大学教授と素晴らしい経歴の方ばかりです。
しかしながら寄る年波には逆らえず。
理事の弁護士先生は、自分が作成した資料を1枚しか持参していないのに
『あれ2枚目どこやった』
と15分延々と探し
『お部屋じゃないんですか?』
と我々の提案を聞いて資料の2枚目を取りに自宅に戻りました。
会議に帰ってきて先生が資料を読み始めますが、1枚目の内容をどや顔で読み続けています。
結局2枚目の資料はもって来ず、1枚目の資料を大声で3回読み上げました。
もはやメンバーも立ち入っては行けない領域と思い放置です。
マンションと同じで人間もヴィンテージ化し壊れかけのレディオになって行きます。
皆通る道ではありますが、世の中というか生命というか社会の奥深さを味わえます。
寂しいですが古き良き昭和、経済成長の昭和レジェンドもそろそろ終焉です。
諸行無常の響きがあります。