三流外資系サラリーマン大家農民です。
行きつけの仙台のカフェには東北大文学部東洋史学の元教授が良く来られます。
先生の学問分野は魏晋時代の貴族制についてという三国時代がらみのものです。
先生は無口なのですが、カフェに来る東北大関係者の文系野郎は我々二人なのでときどき大盛りあがりをします。
先生は65歳で私の約20年先輩の文学部なのですが、第二外国語は当然中国語だったそうです。
そして先生の時代も中国語は一つ上の先輩が新入生にチューターとして発音を教える方式との事です。
『東北大の中国語は先輩が教えるのが伝統なんだよね。よく昼休みに教養部の階段のところで教えてもらったよね、私のもっと前からこの方式なんじゃないの?』
『研究する上では中国語は関係ないので話せないんだけど読めるのは読めるよ』
となんだか訳が分からない事をおっしゃっておりました。
米ケ袋にある阿部次郎記念館は文学部所有だけど行った事もないや、三太郎の日記は買ったけど読んでない、そもそも三太郎って何だ?という話や昔の川内にいた中核派の話で盛り上がりました。
周りに変な人が多いので退屈致しません。笑
三太郎の日記は旧制高校生必読の教養書らしいのでバンカラ高校生に憧れる方は一読下さい。教授も挫折してますが
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