三流外資系サラリーマン大家のブログ

不動産、金融商品、三流サラリーマンの悲哀

仙台一番町の松屋でグローバル化について考える

三流外資系サラリーマン大家です。

転職の最終面接で教育産業なのにグローバル化に否定的な衝撃的な発言を聞いて以降、仙台のグローバル化の遅さに危機感を持ち、東北大の地盤沈下を心配しておりました。OBとしては東京や京阪神、名古屋の大学に負けてもらいたくないのですが

『これも都市の大きさや機能、地域特性によるべきものか、さらなる地盤沈下も致し方ない。こんなところに優秀な人間が来ても、人生の可能性減らすだけだわ』

と思いはじめましたが、本日たまたま大学本部に近い一番町というところの松屋で食事をしておりますと、お客がほとんど中国語系、東南アジア系、ヨーロッパ系と外国人ばかりでありました。

客の日本人は私くらいであり、これは中国語ヒアリングの良いチャンスだと思い、となりの留学生らしき中国人の会話を聞き、耳慣らししていました。


よくよく考えなおしてみますと、仙台という街は留学生が中心かもしれませんが大学の周辺ではグローバル化が激しいです。
しかも留学生がアジア系のみならずヨーロッパ、南北アメリカ、アフリカと多様な地域から来られている気がします。


そもそも歴史的に中国文学の父魯迅が留学していた土地であり、魯迅を文学に目覚めさせた土地でもあります、もっと遡れば支倉常長天正遣欧使節として送り出した土地柄でもあります。


このような異文化交流の歴史があるのですから、もっと自信をもってグローバル化をアピールするなり意識すれば良いのですが、なぜだか地元の方は東北だからということでうちに籠ってしまうようです。

市民、県民自らが立派な文化を誇ればよいのにと思いますが、もったいなく思ってしまいます。


という事でグダグダ書きましたが、結論は

仙台市中心部は大学を中心にグローバル化しており、意欲があれば語学であったり文化を身に付けられる。更に人口や街がコンパクトであるからより濃密な学びを得ることも出来、そこが他都市との差異ともなる。
理系の強い大学であるから、理科系留学生も多い、理科系と協業してのグローバルなビジネスチャンスも多いので、グローバルビジネス人材は少ないが経済学部もメリットがある。

ということにしておきます。