三流外資系サラリーマン大家です。
東北大学資料館が企画展の為土日も開館されていたので久しぶりに見学して来ました。
今回は西田幾多郎(きたろう)展と常設展示(魯迅展と東北大学の歴史)がありました。
西田幾多郎は日本を代表する哲学者、西田哲学で有名、彼が歩いた哲学の道は京都にあり京都で最も人気のある散歩道となっており、そこには彼が詠んだ歌
「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」
の石碑が残されている。(う~ん同感)
とのことですが、この西田幾多郎情報は後付けです(笑)
この企画展を見るまで名前を聞いた事はありますが、写真を見ても
『誰やこのメガネ?』
というレベルでした。彼の著作を読みあさりもっと教養を高めねばなりません。
7月13日土曜日は講演会とキャンパスツアーが行われるようです。心に余裕が持てれば行ってみたいものです(笑)
外部に開かれた大学ですので無料ですから是非ともご利用下さい。
尚、資料館2階が耐震工事により8月から2020年3月まで閉室となるようですのでめったに見ることが出来ないので写真を撮って来ました。
資料館外観
青銅の尖塔と紫の屋根が美しいです。
私はこの建物の美しさと冬の灰色の空に憧れ東北大に入学しました。
(梅雨の灰色の空も資料館に良く似合いますというか東北大に似合います(笑))
1924年大正13年東北帝国大学附属図書館本館としてネオルネッサンス様式と呼ばれる様式で建設されました。
紫色の外観煉瓦
重厚な入り口 ドアは思いの外軽いです(笑)
1階通路
2階への階段 旧制二高生がいます
天(そら)は東北 山高く
2階展示室 天井、照明、窓
私は明治、大正の戦前に作られた建物愛好家でありますので、それが引き金となり大家を始めたのかもしれません。
ゆくゆくはこのような建物を建設し、文化的な生活を送りたいものです。